前ペ−ジから続き V            
【道北方面】 ウェンシリ岳(1.142m)ポロナイポ岳(1.093m)  

ポロナイポ岳は地形図では無名峰だが、この名前を付けた人は苦心したと思う。 アイヌ語は一つの単語では
意味が広い。ポロ(広大・大きい)ナイ(場所を意味する、沢・川・山)ポ(小さい、子供)を意味する。
私は
「小さな山なれど大天望する山」と意訳したい360度の天望だ。アイヌは(人間という意味)狩猟民族、
山や川で獲物を捕る事で地名を付けた。熊のいる所は神の棲む所と言って入らなかった。
古い頂上看板左に中央コ−ス300m下がる。
真っ直ぐ行くと中央コ−ス左に曲る。
今年の刈分けまだ無しの様だ。9時
標高950m迷う事はないコガネキク・ヤマハハコを踏まない様に掻き分けて行く。 
分岐から一気にコルまで標高155m下がる。
ポロナイポ岳の途中瘤二つもある。 竹薮漕ぎ竹薮も若いから漕ぎやすい。 ダニに注意、針で刺された感じだと必ず噛まれている、すぐダニをとり薬を付ける軽くすむ。
小さい瘤上、山頂が見えて来る。この藪漕ぎでダニに首筋噛まれる。このコル熊が出そうだ、家内から電話!「もうすぐ山頂、熊が出そうだ切るから」「気をつけて」
花漕ぎ花がかわいそうだ。ヨツバヒヨドリ
枝の垂れ下がった木は切り払いながら
休む息抜きついで!振り返る、ウエンシリ岳
最後の直急坂、這えつくばって登る。
頂上10時50分 ハエマツの裏も展望できる。頂上で昼飯、
パックご飯、美味しい初めての経験今度からパックご飯だ、新発見!
下山の方向アップダウン熊の通り道
熊出ない様祈る・・・
   「快晴天望最高」平山・ニセイカウシュッペ山・雲がかかっているが
  表大雪・後方・北の方面は山の名前まったくわからず。
東大雪・表大雪・十勝連邦・グルッと増毛山地ピンネシリ、クマネシリまで遠望。 北の方はオホツク海方面は見えるけれど日本海方面は霞んで何となくわかる程度、利尻山は見えなかった。11時25分下山 山頂からの直下り右足に力入る、瘤二つ超えると右の膝、違和感を覚える。 ウエンシリ分岐の登りは難なく登った。  
分岐12時48分 中央コ−ス覘いて見る刈分けてある
道は良いようだ。
下りてきたらバイクがトンネルでも
見に行ったか。15時25分
細い岩尾根、コ−スを選びながら難なく通る。一番堪えたのは木の根の階段、急斜面、段差が
あり杖が効かない、足を踏み外さないように飛び降りる、荷物と体重60kg膝にむりがかかる。



細い岩尾根苦手な人は、遠周りだけれど北尾根中央コ−スの方が良いような気がします。

 登山口出発5時11分1時間4分〜氷の分岐〜19分〜岩尾根〜1時間11分ウエンシリ岳頂上
(工程時間3時間34分)
37分〜ポロナイポ岳コル〜1時間17分ポロナイポ岳頂上
1時間58分〜ウエンシリ岳分岐〜2時間23分登山口  コ−スタイム10時間14分  
帰り膝を痛め時間がかかる参考になりません。
    
キャンプ場が見えて来るが最後の直下り50mもないのに転げたら大変横になり一歩一歩静かに下りる。
登山口に車一台、私が降りて来ないので車の中で不信そうな顔で見る。心で「足が痛いのだ」車まで我慢してスタスタと歩く。
痩せ我慢
  キャンプ場 無事到着


          
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