北海道の山登山 PART64
【夕張山地】 沖里河山標高802.1m音江山標高795.6mイルムケップ山標高864.5m
平成17年10月16日    天気 曇り時々晴

週間予報16日は悪い天気予報だったが、15日土曜日、16日-日曜日晴れのち雲の天気に変る。行程6時間の予定で計画をたてる。朝4時15分我が家出発。国道12号線を走る、国道開削は樺戸監獄の囚徒が使役開削した。峰延道路は強制労働で大勢の囚人が亡くなっている。先人のご苦労が今の北海道になっている。

左、深川市の交差点を曲がり、深川インタ−の方に行く高速道路をくぐり〜トトロ峠まで登る。
カシミ−ル3D地形図 GPS軌跡ではありません。
イルムケップ山は赤平コ−スの方が道が良いようです。
トトロ峠展望台・空知平野の天望良し、
トイレあり、登山口にはトイレなし。
右にイルムケップスカイラインと音江連山登山コ−スの標識を右折。左奥から沖里河山少し平ら隣が無名山。
イルムケップスカイラインといっても、曲がってすぐ砂利道、登山口まで5.1km雨裂もあり雨を流す溝が乗用車は腹をこする、時速30kmぐらいで登る。スキ−場作業道路を登るようです。スカイラインといっているから舗装道路かと思っていたが道路は良くない。登山口7時着
登山口の駐車場は広い。音江山神社、
ポストがある。7時15分出発
登山口からすぐ立派な階段上ったら沖里山頂上。沖里河山展望台、無料望遠鏡もあり空知平野眺望

開拓の由来などの説明もある。 この地方は寛永の頃、近藤重蔵、間宮林蔵、松浦武四郎、により探索。沖里河山に登り三角点を置き「えぞ山川地理取調書」を作成。上川・留萌地方の開拓の基礎を築く。私は近藤重蔵、間宮林蔵、松浦武四郎に興味がある。林蔵はこの山に登り測量したのだろう。「紅葉と三角点確認登山」に切り替える。今日は日曜日なのに誰も来ない今日は貸切だ。天気予報はずれ暗雲立ち込めている「降るかな?」展望台からの下り急坂だ、落ち葉が濡れてスベル横になりゆっくり下る。パラパラ雨が来るすぐやむと思うがカッパを着る、カッパを着たら雨がやむ、脱ぐのが面倒だそのまま行く。
立派なオンコの木(イチイ)周り草刈りして鑑賞出きる。
平らな尾根、笹、刈り取って道幅広い、この幅広い道は沖里河温泉分岐まで続いているいる。
7時55分無名山標高804mここは天望良い、深川方面まだ暗雲立ち込めている。
 真ん中に熊の糞、何を食べているのか見る、糞に、ナナカマドの種が混ざっている。この辺の樹木は落葉している。ドングリは実が入っていないまま落実している、やはりドングリは不作だ。江部乙は果物の産地だ熊は下に降りている、果樹園の農家は大変だろう。
深川市の街なみ、雲が低い樺戸連山まったく見えず。
 無名山下の紅葉が一番良い、予定はイルムケップ山に行く
予定だったが雨の後なので先に音江山に行く。
音江山、尾根つたいに登山道が見える。
8時55分、分岐点、刈分け道はここまで。
ここから先は何故刈分けしないのか、音江山は深川地区なのに?マ−クだ。予算がないかな?
2mを越す竹薮凄い、テ−プはあるが方向まったくわからなくなる、心配になる携帯通じるのかな?通じる安心する。
山頂に上る手前左に登山道があるが右に行く振り返る無名山・沖里河山が見える。相変わらず藪は深い掻き分けて行く。
頂上に出る9時25分三角点の周りは笹刈しているが2mもある竹薮、天望悪い。この先に行って見るが見晴らし良くならない踏み跡不明の所でひき返す。
 林蔵は夜、ここに立って星で位置を観測し地図を作ったのだろう。
当時は良い測量器機の無い時代、林蔵の北海道地図は現地図と同じです。下山9時40分
肩ピ−クの登山道少し入って見るが天望良いが藪漕ぎのようだやめる。無名山の登山道がはっきり見える。
テ−プが竹の上の方にある、下ばかり見て登るから見落とす、下にテ−プ付けて来た。これからこのコ−ス登る人テ−プを付けて下さい。
 竹薮の下踏み跡があるから迷う事はないがテ−プあるのとないのでは安心度が違う。
11時10分無名山に着く、昼食を取り時間が早い、イルムケップ山に行く事にする。
無名山の標識の前に標識の無い踏み跡。入り口に通行止めの棒が無いが、従走路はこれしかない。小さな山が重なって奥にイルムケップ山。
踏み跡が見える迷う事は無い荷物を無名山に置いて身軽になって、凄い竹薮に潜り込む、急坂だ笹を掻き分け掴まりながら下る。

下り切ると平らになる竹は太く完全に竹薮に埋まる、テ−プはない不安になる。掻き分ける竹が跳ね返る、顔に「ピシ−」っと当たるメガネ帽子が飛ぶ。私達はメガネを掛けているから目を保護されているがメガネ無しの人は目をやられる、サングラスを掛けて入った方が良い。又飛ぶこれは駄目だ手ぬぐいをかぶりメガネを押さえ、帽子をガッチリかぶり又掻き分ける。踏み跡不明になる、02年以来刈分けないようだ。竹が登山道の真ん中に生えている、潜って先を透かしてみると先に踏み跡が見える。この道食べ物の包装紙が落ちている、人が歩いた跡だゴミで安心する、ゴミで安心したのはここだけだ。この細い道10分くらい掻き分ける。

 今度は林道跡らしい道に出る、ここも竹薮、広い道、進むのが早くなる、相棒藪漕ぎでヘトヘトだ・・・「もう少しゆっくり行って」藪の中で一服、見渡しても笹とダケカンバだけ、この道大丈夫かな?開けたところがあるが古いゴミあちこち捨ててある、ゴミ袋持ってきた帰り拾う事にする。途中左に下りる道が二本ある、一本は刈分けてある、行きたくなるが「夏山ガイド」にも書いてある真っ直ぐ藪を行く。道が下がって行く、道 間違えたかなと思いながら下がる、1時間たったら戻る事にして行く。急なアップダウンがないから楽だが、行けども行けども藪漕ぎだ不安になる。

竹薮に潜り込むと、林道跡のようです。 竹は太い、春竹の子がたくさん採れるだろう。 藪が開ける、右に刈分けた道、赤平山と書いてある赤平コ−スだ。11時40分
 左を見るとイルムケップ山の標示板ホットする。ここで休むが相棒持ってきたアンパン、ビニ−ル袋に入れ来たが竹で破れ藪の中に落として来た。
 この従走路は赤平市の区域、赤平コ-スがあるから笹刈しないのかな?沖里河山・音江山・イルムケップ山、3山合わせてイルムケップ3山と言うがこの従走路は主な道です。 刈分けしてほしいものだ。 藪漕ぎがなければ沖里河山へ行くのは楽なコ-スです。
上を見ると刈分けた登山道。
振り返ると藪だ、雲泥の差だ藪漕ぎ40分疲れている『だらだら』と刈分けた道を登る。
0.6km道のり40分もかかる。
頂上に出る12時25分広い頂上360度
見渡せる天気は良いが遠景が霞んでいる。
振り返る藪漕ぎの道
大雪・十勝連峰見えなかった残念。12時35分下山さっき通った道、帰りは早い。
ゴミがたくさんあるビニ−ル袋二つすぐ一杯になる。藪漕ぎでビニ−ル袋、破れ缶をこぼして来た何にも成らない!一袋だけ持ち帰る。 藪に落としたアンパンあった!藪の中で食べる藪漕ぎでお腹すいた「アンパンうまい」元気が出る!無名山の急坂一気に登る!13時35分 
沖里河山、直急坂ロ−プもあるゆっくり登る。14時20分 空知平野一望、右に増毛山地・左に樺戸連山が霞んでいるが見える。天気が良ければ大雪山・十勝連峰見えるそうだが見えない、見えるのは年に数えるほどのようです。
階段降りて登山口?頂上近くにに登山口があるのは北海道ここだけかな?沖里河山登山は、沖里河山温泉登山口から登った方が登山らしい。
登山口出発7時15分10分〜沖里河山1時間〜無名山〜45分音江山1時間20分〜無名山〜
1時間15分イルムケップ山12時25分1時間〜無名山〜50分登山口着14時35分  
行程時間 7時間50分 
休憩、写真撮影含む

 今日は三角点確認登山、3山の三角点を確認。予定時間1時間20分オバ−したが全コ-ス廻った。林蔵のご苦労身に沁みた、山は貸切、満足登山でした。無名山〜イルムケップ山、縦走は藪漕ぎになれない人は絶対に入らない事、危険です。危険は、藪漕ぎの怪我で目です、竹の跳ね返りで葉が目に触れる。私もメガネ飛ばされ目をやられ充血。私は刺さった事はないが山菜採りで竹が目に刺さり失明した人もいます。気を付けてと言っても、気を付けれるものではないです、防御するしかない 縦走する人はメガネ、大きめの風呂敷を三角頭巾にして入って下さい。メガネは目を護る、三角頭巾は顔を護る、女性は特にガッチリと防備して下さい。目薬は携帯して下さい役にたちます。
 
イルムケップ山・安全なコ―スは
赤平コ-スを登って下さい(北海道夏山ガイドDイルムケップ山)を参照の事。

登山口下りてトトロ展望台に寄る、
空知平野・石狩川の蛇行、景色良い。
深川インタ−近くに【まあぶ公園】

 温 泉イルムの郷 ま あ ぶ 入浴料500円  
深川市都市農村交流センタ−良い施設です。
【泉 質】アルカリ冷鉱泉 湧出温度 20度良く温まる

まあぶの下にりんご園、ここはりんごの産地まだ箱で買うのは早い食べるだけ買う。


 【カメラ】
ニコンcoolpix2100 200万画素 オ−ト・プログラムオ−ト
ナショナル LUMIX 800万画素 オ−ト・プログラムオ−ト  


   



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