北海道の山登山
【札幌近郊の山】  豊平山(焼山)野々沢川コ−ス(藤野登山口)標高663m
平成23年4月19日〜平成29年8月26日  まとめて 

●三豊山(さんぽうざん)の山々は知っている (南区開拓夜話から)
 戦後、生活も落ちついてきた昭和26年(1951)ごろ、下藤野(しもふじの)青年会 <会長 菅信雄(すが・のぶお)氏> を中心に開発の機運がたかまり、焼山(やきやま)登山コースの開発にのり出した。当時焼山の麓に「郵便局修練道場」があり、ここを登山口にして頂上まで約30分のコースを開削した。さらに夢がふくらみ道場横に農業貯水池を兼ねた池にボートを浮かべ、岸辺に千本桜の名所を造成、さらに焼山の頂上と眺望のすばらしい牧場の山をロープウェーで結び、一大レクリエーション構想を計画した。 無名の三山にはそれぞれ山名を工夫した。
 

 下藤野山(スキー場の山)には「豊栄山(ほうえいざん)」。焼山<砕石(さいせき)の山>「豊平山(ほうへいざん)」。牧場の山(ゴルフ場の山)には「豊見山(とよみやま)」。として「藤野三豊山(ふじのさんぽうざん)」を命名したのは小林裕明(こばやし・ひろあき)氏だった。池の試掘など青年会を中心に地元人たち30人が参加し、期待に胸躍らせながらスコップ、ツルハシを振るった。しかし結果は決壊のおそれありと計画は実現されずに終わった。 こうして若者たちが郷土づくりに夢をかけた時代が今はなつかしい。 当時協力者で「藤野三豊山」の命名者だった小林氏は「郷土づくりに燃える若い人達と一緒に活動することは大変素晴らしく楽しい事だった。」と語った。こうした若者達の郷土にかけた情熱の時代を三豊山の山々はじっと見守ってきたことであろう。
砕石場道路私有地通行禁止、昨年事務所で確かめてあります「構内はトラックが往来危険なため通り抜け禁止です、登る人は砕石場ゲ−トから沢沿いを登って下さい。」と言われています。残雪スノ−シュ−で登ったが、野の沢川コ−ス夏道長靴で登って見るが、下り長靴の中で足ずれる、登山靴、徒渉に注意すれば登山靴で登れます。
藤野地区地図
砕石場通行禁止、採石場迂回、野の沢川を登る、旧砕石道路入り乱れています、北尾根コ-ス。
走行距離は約2.5km沢、ヘつり、急坂あり変化にとんだコ-スです。
花の時期は野の沢川沿い、旧採石場道路脇は色々な花が咲きます。
バスで来る人は、真駒内駅錠鉄バス・4番乗り場
バスは12系統、藤野4-11行、約20分
藤野5-9で下車、藤野トンネル手前信号右折
 
 藤野5-8、藤野トンネル前右角、5月末から6月初めにかけて芝桜ツツジが見事です。個人所有

藤野三豊山見ながら900m歩く 
先砕石場ゲ-ト、道幅が狭くなると、ペット霊園、緑の杜の前が登山口、 砕石場ゲ-ト構内通行止め左側広い
緑の杜ペット霊園前に停めるトラックの休憩場です。停めるときは、邪魔にならない様に端に停める。

この先一般車は通行禁止、歩行もだめ


豊平山、豊見山、野々沢山、登山口です。 2021年5月撮影
 砕石道路と並行した歩道、一っ目の砂防ダムまで
真っ直ぐ標を辿る。枯れた笹があります火の元気を付けて。
飛び石で渉る
テ−プに従って渡渉しながら行く
二つ目の砂防ダム登って左高撒く
渡りやすい所左右徒渉しながら
先を見て渉りやすい所渡る。
二つ目のダムから左岸に渡渉、4〜5月水量多い長靴で、6月には入ると登山靴で登れます。
三〜四つ目は登って右、標に従う・・・春先、雨後は徒渉困難、長靴で。
整備された道


野の沢沿いに咲いている花
福寿草 5/5 ツボスミレ 5/5 ナニワズ 5/5
フッキソウ花盛り 5/11 ニリンソウ 5/11 ヒメイチゲ 5/11
沢沿いには春早くエゾエンゴサク・ニリンンソウ・エンレイソウ・
人気がない道です道に花が咲いています、避けるのに大変・・・
ツルネコノメソウ川沿いに
咲いている、踏まないように5/25
ヒトリシズカ5/25 オオカメノハナ5/25
5月には入るとシラネアオイが見ごろです。 花?・・・6/3
アマドコロ
新芽美味しい6/5
マイズルソウ 6/5 コンロンソウ 6/5
エンレイソウ 終わり 6/5 クルマバソウ 6/9
誰も通らない歩くのに大変
5〜6mmの小さい花、川沿いに 6/9
ウバユリ 7/19 エゾゴマナが満開 7/19 エゾアジサイ、小さいのが花

砂防ダムの作業道路に出る、最後の砂防ダム 登山道に  サラシナショウマ  8月中旬

五つ目の砂防ダム見えたら川沿い終わり 表示がある
砕石場作業専用道路を渡る、


 この土手が砕石場作業道路、テ-プを辿る
トラック、重機通ります、気を付けて渡る    28/10/10

 
 


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