続き新冠川コ−ス(2日目)平成17年9月4日 天気 晴

山小屋の目覚めは早い3時半頃からツア−の食事係り動き出す。まだ外は真っ暗、頭に電池を付け食事の支度。私達も4時に起きる、山ではじめてのご飯炊き上手く炊けるかなと不安、何とか炊けた。6時出発の予定ゆっくりする、早い組は5時頃から出発始めた、ツア−は5時半、残ったのは私達と若い組二人。支度をし重い荷物は山荘に置いて身軽になって 5時45分出発 足は大丈夫行ける!天気が良いポロシリ山荘の後ろに幌尻岳が見える、小屋の左横の林道を行く。
残っているのは食事係り、帰る人ぐらい。 振り返ってヘツリを見る
10分ほどで踏みあとが無くなる、崩れた路肩に木が倒れ所にテ−プがまいてある対岸を見ると、登山道らしき道が見えるが渡渉に水量が多いやめる左側を見ると丸太、岩にテ−プがまいてあるヘツリながら行くと上の林道が決壊している、ヘツリ行き止まりから上の歩道に上がる。

 洪水があると又通れなくなるだろう。先に行った二人組み、あとから来た二人組み渡渉して登山道らしきを行ったら道がなくなり戻っている。今までの道は流されたのでは、迷ったら川原を左側を見ながら登り歩道が見えるところで渡渉。立ち木に赤紐を巻いてきたが、これから計画する人はテ−プを巻いてほしい・・・
小さな小沢3回を渡り熊が出そうな
ところ鈴を鳴らしながら行く。
二股出合いい水量は多い、渡渉で一番難所の所、細い丸太不安定やめる左上を捜す。帰り流されてなかった。
少し上にあった、飛び石状態で渉る。
登山道に戻り、尾根に取り付くすぐ急坂。
幌尻岳の尾根が見える右が山頂かな?山小屋に荷物を置いてきた、身軽だから高度が上る、この辺は草花は咲いていない。
トラバ−スして上がると左に滝が沢が急だ、
ジグザクの急坂キツイ道が細くなる。
流れが滝になっている。
上に湧水があるのだろう。
水場に出る、左に渉り右に少し上ると(すぐ)左に歩道。この上で伏流水が湧き上がっているようだ、ボトルに補給する冷たくおいしい。ここも迷うところです、渡るとすぐ歩道があるが少し登って上の道を行く気を付ける、赤紐を付けて来ました。このコ−スは肝心なところにテ−プが無い、ガスのときは気を付ける。
カラマツソウ・フウロなどが咲いている。
9月・高山植物は終わりかけている。
なんの実?赤は元気の元! ヒダカトリカブト 葉が細い
ミヤマアケボノソウ ウメバチソウ ハクサンボウフの実,根が
熊の好物らしい熊がいるわけだ。
草付きの急坂、下を見る幌尻湖・日高の山並み。
草付きの急斜面、踏み跡のハッキリした所を登る、ここも迷う所だ晴れているから先がわかる。稜線近くの大岩をめがけて登れば良い。見えるけれど進まない。急斜面にへばり付く様に登る、顔の前に高山植物、写真撮影に忙しいここで時間を取る。チングルマ終わり綿毛をつけている。
イワギキョウ、水場から草地の
斜面まで1時間は写真を撮っている。
ミヤマリンドウ コガネギクが登山道の脇に
大きな岩が近くなって来た。 花が咲いている、写真撮りでなかなか上に進まない、登山道はキツイ相棒と離れて行く。
ウラシマツツジが紅葉している、秋を感じる。
大岩の所に来たがまだ登り・又休む、相棒は額平川コ−ス分岐にいる。
「オ−イ」『早く来いと言ったって簡単にいけるか!』
額平川コ−スが見える
急斜面上ったら額平川コ−ス分岐に飛び出す山頂への稜線、頂上が見える。(人のいる所が分岐)表示が無い帰り気をつける。
 頂上はツ−アのお客さんで一杯。
頂上は広いから休む所は一杯ある。
頂上11時15分 コ−スタイム5時間30分
 お二人さん林道で熊と遭遇、熊なんのそのゆっくり山を楽しんでいる。
額平川コ−スの稜線、稜線つたいに戸蔦別岳、北戸蔦別岳
今日は天気が良い、次から次と登ってくる「日本百名山」気持わかる。
日高の山々これから登る、全部登れるかな!
手前の戸蔦別・北戸蔦別くらいだ。ツア−の人「3回来てヤット見れた」この風景見たさに何回も来るのだろう。
私達は本当に運が良い。十勝連邦・表大雪・東大雪が良く見える。
日高山脈360度一望、地形図見るけれど、どれがどの山だか分らない。
登山家が日高の山に登る気持ち良くわかる、昨日の林道歩きの疲れ吹き飛ぶ。下山12時25分、名残惜しんで見納め 急斜面ゆっくり下りる草地だからスベル気をつける。2回も尻もちついた。
木の合間から山頂を振り返る。
ヘツリの所で丸太流さなければ良いが!。崩壊した林道跡はこの上です。お二人さん間違って川を渡って行き止りの林道を行って戻って、右の河原歩いたようです。

上り出発5時15分頂上11時45分  コ−スタイム5時間30分
  下りは早い山荘到着16時20分  コ−スタイム3時間55分
 全行程時間 10時間35分 休息写真撮影含む。写真の好きな人は10時間見ればゆっくり登れます。

山荘にはツア−の人方速い、食事をしている。今日来たツア−食事の支度、係り大変だ。今日もポロシリ山荘満杯だ。5時半になると暗くなる私達も食事をし6時半床に付く。 このコ−スは案内標識はありません。林道決壊の所と草付きの急斜面を気を付ければ登山道はハッキリしています。

 
幌 尻 岳
新冠川コ−ス(3日目) 平成17年9月5日 天気 晴

昨日来たツア−5時半出発・3時過ぎた頃から食事係り静かに起きて食事つくり、私達も寝ていられない5時頃起きる。3日に来た方は一組二組下りて行く。6時半私達も出発、又林道下りる荷物が少し軽くなる3日も歩くのははじめて幌尻湖あたりで、足が張ってくる幌尻湖展望台で休む。この辺の渓谷は素晴らしい紅葉はきれいだろう。
 途中3人組にぬかされる、歩くのが早い登山ベテランだろう。私達は風景を楽しみながら歩く、林道はアップ、ダウンがあるから上りも下りも大差ない。
ダイモンジソウ、ヒダカミセバヤ見ながら歩く、
4人に抜かされるゆっくり行く。
今度はツア−にぬかされる、マイペ−スで下りる。
ツア−25人の一人、足を痛め仲間から遅れだした。そのあと抜くに抜かされずついて行く。上りになるとスピ―ドがおちる、辛い様だ。
道端の花、頑張れと言っているようだ。 あと5km、荷物が肩に食い込む、誰も助けてくれない。もうすこしだ。
 
この道路が出来た頃は山荘まで車が入れたそうです。崖崩れ、路肩決壊などで車両禁止になったようです。路肩で休んでいると山頂で合ったお二人に追いつかれる。お二人も風景を楽しみながら下りている。

道端の花はトリカブト・ハンゴンソウ・イタドリが主に咲いている。あと3kmのところで北電の車が上ってきた月曜だから幌尻湖まで行くのだろう、登る時便乗できたら楽だったろうに思いながら第二のゲ−ト、今日は開いていた。あと1.5kmで相棒「先に行くよ」と私を置いてドンドン行ってしまった。私はマイペ−ス一歩一歩行く、ゲ−トが見えて来た12時到着無事完踏
 
 ツア−先に着いて最後の一人待っている、着くと皆さん喜んで拍手遅れてヒ−ロだ!
林道歩き5時間30分 はじめての縦走装備、歩けないと思っていたが歩けた少し自信ついた・・・林道歩きがなければこのコ−スは楽に登れます。
 
 途中インドナップ岳の林道下見に行って見る、林道は荒れている4WDが有利、車、渡渉のところで引き返す。この山は上級者向きの山らしい山頂近くは藪漕ぎらしい。ノボルフリだけ・・・
サラブレット銀座街道、のどかだ・・・
北海道らしい牧場風景
【温泉】新冠温泉(レ・コ−ドの湯)
新冠市街からエリモ方面に街はずれ
左丘にある。山小屋風の綺麗な施設です。



【泉質】ナトリウム・塩化物泉・アルカリ性低張性温泉
【効能】神経痛・筋肉痛・五十肩・冷え性・打ち身・くじき・
  痔疾・慢性消化器病・切り傷・やけど・慢性婦人病
【日帰り入浴料】500円 【宿泊】6.800円〜13.625円


【幌尻岳3日間、
行程時間】
 1日目林道歩き・縦走装備に慣れている人は5時間で行けるそうです。
ゲ−ト〜6時間〜ニイカップ・ポロシリ山荘  
 
 2日目・幌尻岳登山
山荘〜1時間〜幌尻沢渡渉〜1時間5分〜細い尾根谷の流れ〜2時間55分〜大岩〜15分
額平川分岐〜15分〜頂上〜3時間55分〜山荘 コ−スタイム10時間35分 
 
 3日目林道歩き
山荘〜5時間30分〜奥新冠発電所ゲ−ト  写真撮影・休憩を含む


花は一部マクロ半分ボツ。長距離なので小型カメラを持っていく花はうまく撮れない。





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