北海道の山登山
【増毛山地】  群 別 岳  標高1376.3m
2009年5月6日 水曜日 天気 快晴

はじめに・このコ-スは危険が多いです雪融けの増水の渡渉、大滝からの木の無い急斜面、雪融けの
崖尾根南峰ハエマツ漕ぎ、南斜面に回ってもトラバ−スは雪崩れの恐れ危険です。 
初めての場合地形図を頭に刻み込む、天気、気温、今回は想定通り帰って来れたが、危険が多い山です。 
下だりの急斜面は慎重に下りて下さい一歩間違えば死と裏合わせです、計画は万全にして下さい。 
林道歩きが多いが4月中頃が良い様な気がします。 急斜面氷化の時は中止して下さい。
今年最後の雪山登山早朝出発、登山口で車中泊の計画昼から札幌出発、時間がある幌天狗、
浜益岳の登山口調べに行く今年は雪が多いのかヘアピンカ−ブまで車は入れなかった。 
群別岳登って体に余裕があったなら奥徳富岳登る予定でいたが群別岳で精一杯、
疲れ果て一日で帰ってしまった、群別岳〜奥徳富岳は体力のある人のコ−スです。
全長約7.5q雪道ロングコ-ス心して計画10時30分まで郡別岳の登れたら奥徳富岳回ろうと
計画したが急坂籔漕ぎ時間がかかり群別岳11時30分時間切れと体力限界、奥徳富岳中止にする。
今年初めての車中泊、18時に寝袋に入るが寝付かれず気が張り詰め1時間事目が覚める4時前に起き支度する。
基本、出発ポイント付ける、時々ポイント確認、怠った。

浜益方面から来て群別橋(群別川)を渡りすぐ右折です。 斎場過ぎると悪路腰の低い乗用車は水溜り徐行すれば渡れます。
途中ゲ-トがあるが鍵は無い閉じ込められるおそれあると書いてあるが地元が入っている大丈夫。
この先の水楢の木が最終、道幅広い右に路上駐車、ここで車中泊する。


5月6日 天気 晴
5時出発標高約450m気温5度寒くはないヤッケ着てきたが
暑く脱ぐ、川沿いはなだれ跡車は雪が融けても入れないだろう。
朝早い雪が硬い歩きにくい
渡渉飛び石は無理、雪融け急流聞いていたが、無理だと
雄冬山に切り替える予定でいたが、せっかくここまで来た〜
アイゼンを付けて、ここを横切る「ズン」と来たら川に落ちる
「落ちないように」祈りながら無信心の神頼み、慎重に横切る。
〜スノ−ブリッジ探す少し上にあった高巻籔漕ぎをして渉る。
後続者一人長靴らしい渉って先を行く。(長靴なら渉れる)
ここを渡る、雪融け増水帰り心配、
緩やかな尾根に入るテ-プが繋がって
いる踏み跡はあるコ-ス心配ない。
渡って少し行くと林道切れる、新しいテ-プが下がっている、
見えなくなった所に又テ-プ、テ-プを辿る群別岳が
見えてきたあれに向かって向かえばよい。
水楢の老木朽ち果てているここは水楢が多い。
白樺の幼林、幌天狗の稜線見ながら広い台地を行くこの台地、
熊ノ平というらしい熊の好きそうなミズナラ木が一杯生えている
夏は熊の棲み処だろう。
先行者、奥徳富岳の踏み跡を辿っている「違うよあのコルだよ」
教える、テ-プ付け役この人だった腰にテ-プ一杯ぶら下げている
標用のテ-プ高価なのだがお陰さまで今日は楽だった。
 ここから少し下がる、帰りこの水楢を標に 滝が見えて来る、正面は幌天狗、
先行者早い先に行ってもらう。
ここからは先行者テ−プ付けない、山頂に向かって真っ直ぐ少しアップダウンが
あるが行けるが、先行者とあっちだこっちだと言いながら適当に行く結局沢つたいに行く。
帰り滝から真っ直ぐ来たが斜面のトラバ-ス大変だった沢を来た方が楽なような気がする。
望遠でグンと聳える群別岳見とれ疲れ吹っ飛ぶどれが頂上かな?
先行者写真を撮っている、すぐ右が高巻き急だ、手前斜めに登る事にする。 雪質に寄るが、
ここからはアイゼンを必ず付けて下さい、ピッケル、あれば心強い。 昔は棒の先尖がらし
雪に差し込んで登った、今回はこれを想定していた、1本ストックのつばをとり雪に差し
込めるように作ってきた、休む時雪に差込、掴まり休む、昔を思い出す。 
上から滝を見る夏道は無い夏は沢登りだそうです。
斜めに横切ってきたが先行者いなくなる、どこを向いてもいない
崖尾根の東側に回ったのかな!コル真っ直ぐと教えたのに
靴は刺さるが踏み外すと木がまばら危険だ。 
大滝トラバ−ス斜めに登って急斜面、木がまばら捕まる所なし危険、滝の下、直登りの方が良い。
 ここから沢を行くか、崖尾根東に行くかどっちも危険です靴が刺さらなければ中止した方が
良いと思う、氷化の時は絶対中止して下さい。 今回は条件が良かった先行者スパイク長靴でした。 
急斜面危険、下に下りるが、下りても急、登っては休み、休み通しさっぱり進まない。 
ここで滑ったら一環の終わりだ・・・ 
ネットはハエマツ目がけると書いてある滝の水量多い
沢の真ん中、空洞だと危ない避けて登る。2〜3日前の
踏み跡点々と跡を辿る。
9時30分コルに着く、遅れている奥徳富岳諦める、
天気良い荷物を降ろし風景見ながらここで一服。
黄金山、濃昼岳方面、遠くに霞んでいるが
羊蹄山札幌近郊の山も見える。

幌天狗目の前 幌天狗からの縦走も考えたが、この稜線きつそうだ下りた形跡なし。
群別岳 ここから見ると険しさなくなる 浜益岳 雄冬山 最高な展望

遠くに札幌近郊の山、羊蹄山が遠望。 急斜面、木が無い滑ったら滝まで滑落するだろう気をつける。
休む時は足場に杖を深く差し込み足をかけ休む、又はつり皮に掴まり休む、今回作ってきてよかった。
暖かい靴が刺さる登りやすい。 長靴より冬登山靴の方が有利です、氷化の時は止めた方が良い。

郡別岳2へ続く
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