26日・ヤオロマップ岳〜1839峰
  続き三日目
3時に目が覚める外はガスが濃い下から吹き上げる風が冷たい5度、4時半出発で支度するが晴れそうもない5時Miさん「出発するよう」と出て行く私もそれに続くガスでハエマツ濡れて冷たい合羽は防水してきたが手袋,渡渉用の手袋豚革の持ってこなかった水切りは良いが冷たいガスが晴れればと思いながら着いて行くが、だんだん離れて行く何時ものマイペ-スだ急がずコイカク頂上へ。5時20分何もない三角点だけの頂上ガスで真っ白。
山頂テント場、二張り張れる
コイカクからの下だり
はじめだから元気良い知らぬ間にヤオロの窓、
テント場二張り張れるガスでこの辺の写真カット
1839峰ガスが晴れて来る10度暖かくなる
アップダウンがある体は暑い汗が出るほどだ〜
ヤオロの窓から見たポンヤオロマップ岳の様です。(同行のMさん提供)
私はガスで写真カットこの山は私が登った山、藪漕ぎの道思い出しました、
瘤を超え樹林の間から見上げる急斜面
ヤオロマップ左の先だ右のピ-ク乗り越えて
「これはしんどいぞ」覚悟する〜
これを行くのか!上は靴幅リッジ
ハエマツにつかまりながら行く〜
1839峰ガスが晴れてガスが
下に流れて行く〜
一瞬「なんだ山の神様か」消えた〜少し行って又ガスが下りてくるブロッケン現象だった。感動する、この現象にあうのはまれだと思う。
ヤオロマップ岳頂上8時45分
ヤオロのテント場二張りできる後はでこぼこお兄ちゃんのテント声かけるが出た後〜
1839見えて来る「あの尾根行くのか」今日は
ヤオロでツエルと泊りかな・・・
コイカク尾根頭、私のテント見える
帰りの登り返し心配になる。
コイカクから尾根のハエマツ漕ぎ半端じゃない、行くて阻む、仕舞の果て戻される、紐が飛び出しているとそれに引っかかり引っ張る、予備カメラの紐飛び出していたのだ、カメラ落としたのに氣ずく。下から馬力の良い人登ってくる登山口から日帰り登山、ス−パ−マンだ「カメラ落ちていなかったですか」「落ちていたよ」とザックから取り出す「どうもありがとうございました」「お名前お聞かせください」?「!!市の雨谷です」どんどん見えなくなった、この様な登山者もいるのだな-と感心する。私は一端の登山者だと思っていたが今回つくづく思い知らされた、私などひょっ子だ74歳仕方がない。
キバナシャクナゲもう終わり ナガバキタアザミ リンドウ
コガネギク今盛り アザミ種類たくさんある ナナカマド熊の餌だ!
熊の糞、掘り返しがあった
ヤオロの先のピ−クから下りで真狩のお兄ちゃんに会うヤオロから4時出発なのに私はコイカクから5時遅い、「コイカクのテント場まで戻る」と、お兄ちゃん心配そうに見下ろす。直線超下だり滑るように下だる、帰りの登り返し心配・・・
11時15分1839峰からお二人さん下りて来るのが見える、ここから私の足だと往復2時間はかかる今回は寒い下着持って来ていない、テントの中もう干せていることだろうここで帰る事にする。
コイカク見るテント場見える、あそこまで帰るアップダウンがある帰りの方がきつい18時過ぎるかなと計算明るいうち帰れる。帰る事に決まるとまづここで昼飯だゆっくりする。
来年これないかも知れないが、コ−ス確認、
前峰ジグザクに登って尾根を登る様だ。
1839峰前峰からコイカク〜ヤオロ縦走の稜線(同行のMさん提供)

雨谷さん二人組より先に下りてきた。「無理しない方が良いよ」と忠告、帰る事に決定。敗退記念にテ−プ2本つける11時50分下山
帰るにもこの様な瘤のアップダウン時間が
かかる体力のない人は無理です。
帰りの上り返し『うんざり』
ヤオロ14時50分、ハエマツでストックほろって来た。戻る気になれないあきらめる。このピッケル手製熊対策1m15cm急流に発揮する。
お二人さん下りて来た、遅くなる事伝え先に行ってもらう、早い見えなくなった登り返しの超直線、落差100mを越すが笹につかまりそうでもなかった。二人ヤオロ過ぎるのが見えた早いあのようなベテラン私と同行考えられない。『ありがたい事だ』
先のピ−クほど遠いなんせ尾根通し
ハエマツもの凄さ登山道が隠れて見えない、アップダウンの繰り返し。(上下Mさん提供)
コイカクの手前のピ-ク近づくがハエマツ行くて阻むナニクソ負けてたまるか・・・
でもハエマツに負け1839峰敗退。初心者は経験を積んでから登って下さい。
三角点下にツメクサ テント場近くコケモモ、熊心配 ウメバチソウ
下りてヤオロの窓、今度来たらここに
テントだ、テント場確かめる。
18時15分、北大山岳部の慰霊碑朝ガスで通過あらためて手を合わす。周りにウメバチソウが咲いている供花。

コイカクの登り返しきつい120mを越す落差、先が見えると又先の繰り返しコイカクの山頂二人?遅い、きっとハエマツの枝切りだ「ありがたい」やっとコイカクに着く暗くなってきた。お兄ちゃんテントから出て、私を迎えてくれた「又来年一泊増やして来たら」と笑顔。皆さんに心配かけた!
18時30分うす暗い、二人テントの中「無事着きましたご心配おかけしました」私のテントに入り、上、下着全部取り替えるほっとしたら真っ暗だ、冷えた晩飯細々と食べる19時10分横になる昨日より暖かい15度横になる11時頃目が覚める12度だ外はガスだ、風テントバタバタ明日の天気、気になる。昨年の今頃知床、暖かった今年は寒い予定はずれる。

コイカク尾根頭テント場〜3時間45分〜ヤオロマップ岳〜2時間30分〜1839峰敗退
3時間〜ヤオロマップ岳〜3時間40分〜コイカク尾根テント場   
コ-スタイム13時間30分 休息含む 

12時間予定が尾根通しのハエマツに阻まれ1839峰敗退、日高の山良い経験になった。
尾根通し往復同じ時間と見た方が良い。


27日・夏尾根頭〜登山口
起きたら3時20分だった気温7度昨日より少し暖かい、1リットル水余った捨て、テント水吸っている重い1kgくらいかな、11kgくらいの荷物になった。二人のテントに「私遅いから早く出ます」5時出発
岩場から十勝平野展望、途中真狩のお兄ちゃんに抜かされる。
箱の巻き道に鍵見つけたらフロントに頼む。
沢登の沢が見える、二股8時50分  二人下りて来る6時半出発雲泥の差だ。
踏み跡がない、この河原帰りの方が迷う確かめるのに大変だGPSこの様な時安心だ間違いなく帰っている。このケルン先に見えた、石3,4個積んであるだけが多い。谷間だから迷う事はないのだが。
橋が見えて来た登山口だ11時20分着ている物全部取り替え腹減った昼食。 鍵、真狩のお兄ちゃん届けてくれたフロントガラスの地図の袋に入れてくれた「お兄ちゃんありがとう」

札内ヒュッテに行くと二人ヒュッテで休んでいた13時まで山談義いろいろ教わった本当にありがたい事だ。「又会う日まで」お二人さんと別れる。MIさんは今度機会があったらここからペテガリ岳縦走するみたいだ。 ペテカリ岳縦走の車まだある今日帰ってくるのだが遅くなるのかな。 私の人生の中これほど人との出合にあった事はない、まったく見知らぬ人との出合。 カメラ「雨谷さん本当にありがとうございました」お二人さん「ス-パ-マン私には出来ない」と言っていました。


コイカク夏尾根頭5時〜3時間50分〜二股〜2時間30分〜11時20分登山口 
コ-スタイム 休息含む6時間20分
途中、日高道の駅で眠くなり駐車場で寝て家に着いたら18時だった。

総括工程時間    20時間20分休息含む
25日 登山口〜コイカク夏尾根頭   コ-スタイム11時間
26日 コイカク夏尾根頭〜1839峰敗退  コ-スタイム13時間30分
27日 コイカク夏尾根頭〜登山口  コ-スタイム6時間20分
 

                  
                     先頭のペ-ジへ


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